テレビ朝日「報道ステーション」
ディレクター
波津久 岳穂2018年 新卒入社
ニュースVTR担当として平日5日間すべての放送に関わっています。各ニュース毎にチームが組まれるので、日によって担当する業務は変わり、現場取材に出ることもあれば、社内で当該ニュースのリサーチや電話取材などを行い、放送時刻ギリギリまでチームの取材力を総動員したVTRを制作します。さらに毎日突発的に起こったニュースを追いかけるだけではなく、時間を掛けて取材を重ねる特集企画を担当するときもあります。世の中の動きをどうわかりやすく伝えるかを常に考えVTRを作っています。
関東大震災が発生した9月1日に合わせて、当時の映像を都市防災の専門家に分析していただき、現代への教訓を明らかにする企画を担当しました。
地震発生したとき人はどう行動すべきか、さらに火災が発生した際はどう避難すべきかなど、およそ100年前の同業者が制作した映像を使って、今を生きる私たちに向けた防災上の注意点について詳しく伝えられたことに非常にやりがいを感じました。
もともと映画が大好きで映画に携わる仕事をしたいと考えていましたが、映画制作について学んだことがなかったため、広い意味で映像制作に関わることができればと思いテレビ業界を志望しました。私が「びびあっぷ」に入社したのは会社設立直後で一期生でした。会社のスタートと私の制作者人生のスタートが同時で、会社と一緒に挑戦し、成長したいと思い入社を決めました。全くの未経験で飛び込んだ世界ですが、学生時代に自分で課題を見つけ研究に取り組んだ経験が、今ディレクターとして企画立案することに役立っているのかなと思います。
休日は旅行などしてリフレッシュしています。最近ミラーレス一眼のカメラを購入し、訪れた土地で風景や建物などを撮っています。仕事上、自分でビデオカメラを持ち現場取材に行く機会も多いので、構図や明るさ、画質の勉強も兼ねているのですが、自分の思い通りの写真を撮れた時は本当に楽しいです。
自分の映像作品をなるべく多くの人に見て貰いたいという思いが強いので、地上波の番組だけで満足するのではなく、インターネットでも放送される特集を担当番組で作りたいと思っています。自分が現場で見て感じ考え、世の中に伝えたいと思ったニュース・企画を、老若男女問わず、さらに時を経ても見てもらうことが出来る作品を目指しています。
